健康診断
checkup
病気の早期発見・早期治療が大事
近年ではドックフードの改良やサプリなど昔とは食生活も変化したことで、年々犬、猫の寿命は伸びている一方ですが、犬、猫の7歳は人間ですと44歳とも言われております。この7歳を境に様々な病気が発症するケースも珍しくありません。また病気にかかっていても早期発見をすることで、治療への体の負担も少なくなり、早期発見できたことで、命を落とさずにすむこともあります。飼い主様は普段のペットの何気ない行動からのサインや定期的に動物病院で検査をすることで、病気の予防、早期発見につながりますので、定期的に健康診断をすることがとても重要です。

ペットの定期健診の頻度について
子犬(生後6カ月くらいまで)おすすめの受診頻度:月に1回
健康診断の受診頻度は月に1回が目安ですが、あまり多項目の検査は過剰診断につながりかねません。子犬の時期はワクチン接種のために病院に行く回数が多くなるため、その際に健康診断も受けてみましょう。犬種によっては子犬の時から先天性の病気が見られるほか、子犬の頃は感染症になりやすいく、また進行性の病気は若いほど早く進むので、普段から全身のチェックを忘れないようにしましょう。
子犬~5、6歳くらいまでおすすめの受診頻度:年に1回
最低1年に1回は受けることをお勧めします。
7歳以上おすすめの受診頻度:半年に1回
7歳以上の老犬期になってくると、様々な病気の発症や癌などの病気にもかかりやすくなってきます。そのため、血液検査など細い検査や普段以上もなく生活しているペットでも定期的に検査や獣医師に相談しみてることも重要です。 よって、半年に1回の頻度で受けるのがよいでしょう。
血液検査で隠された病気を発見することが可能です
わんちゃん・ねこちゃんの病気は早期発見、早期治療が大切です。
1回の採血で体に大きな以上がないかどうかを調べることができます。
血球計算
赤血球・白血球・血小板といった血液中の細胞を調べる検査です。貧血や炎症、感染症などの可能性を調べることが可能です。
血液化学検査
血液中の化学物質を測定する検査です。タンパク、肝臓、腎臓、副腎、甲状腺、上皮少体、電解質などに関する様々な異常を検出します。
内分泌検査
血液中のホルモン濃度を測定する検査です。高齢の動物では内分泌線(ホルモンを産生するとこと)の病気が比較的多く見られます。
血液検査は1度に多くの病気を発見する有用な検査です。しかし、血液検査だけで全ての病気を発見することはできません。身体検査・尿検査・糞便検査・レントゲン検査・超音波検査・心電図検査など様々な検査方法があり、それぞれ得意な分野があります。当院の健康診断は目的に応じてそれぞれの検査を組み合わせて行います。